アナンダ工房ブログ2021-01-16T14:09:59+09:00東京 上野桜木・神田須田町にあるアナンダ工房のブログです。
ショップでのイベント情報や、インド、西ベンガルにある工房での制作の様子をお伝えします。JUGEM新年のご挨拶http://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=362020-01-05T16:43:08+09:002020-01-05T14:03:26Z2020-01-05T07:43:08Z2020年 明けましておめでとうございます。ただ今インドの工房で日々制作しています。朝、6時に起きて散歩がてら休憩をかねて制作会議をします。議題は尽きません。温かいコーヒーを飲みながら。茂みにはジャッカルが住んでいて、私たちの話を聞いています。y.nishiokaインドの工房
ただ今インドの工房で日々制作しています。朝、6時に起きて散歩がてら休憩をかねて制作会議をします。議題は尽きません。温かいコーヒーを飲みながら。
茂みにはジャッカルが住んでいて、私たちの話を聞いています。
]]>アナンダ工房の藍はhttp://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=352017-01-15T17:41:01+09:002017-01-18T05:44:35Z2017-01-15T08:41:01Z工房の藍は、はなだ(縹)色インドのアナンダ工房で育てた木藍で藍染めをしています。タネから育て、収穫し、泥藍をつくって藍建をしました。あの小さな葉っぱから・・・信じられない美しい色味です。感激!!昔、母が好きだったはなだ(縹)とは、どんな色だったのかと思ってい...y.nishiokaインドの工房
工房の藍は、はなだ(縹)色
インドのアナンダ工房で育てた木藍で藍染めをしています。
タネから育て、収穫し、泥藍をつくって
藍建をしました。
あの小さな葉っぱから・・・信じられない美しい色味です。感激!!
昔、母が好きだったはなだ(縹)とは、どんな色だったのかと思っていましたが、
こんな美しい色が染まると、この木藍の色を縹といったのではないかと、
勝手に思いを馳せてしまいます。由
これから染めた糸を直樹さんが機にかけます。]]>沙羅双樹染めの袱紗http://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=342017-01-15T16:47:46+09:002017-01-15T11:35:40Z2017-01-15T07:47:46Zタッサーシルク沙羅双樹染 袱紗y.nishiokaインドの工房
お客様の注文を受け、沙羅双樹染めの、各色各素材の袱紗を作りました。
一つずつ丁寧に手織り手染め、手縫いで仕上げました。品があり、
とても美しい作品ができまた。由
]]>ベンガルの藍 工場(Nil-kuthi)跡http://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=332017-01-10T21:05:06+09:002017-01-10T16:30:21Z2017-01-10T12:05:06Zベンガルのインド藍工場(Nil-kuthi)跡にいってみました。近くには、イギリス人(サヘーブ)が泊まっていたバンガローや事務所があったそうですが、いまは何もありません。この、藍の沈殿槽だけがベンガルの藍の歴史を物語っています。y.nishiokaインドの工房
ベンガルのインド藍工場(Nil-kuthi)跡にいってみました。近くには、イギリス人(サヘーブ)が泊まっていたバンガローや事務所があったそうですが、いまは何もありません。この、藍の沈殿槽だけがベンガルの藍の歴史を物語っています。
]]>ベンガル藍の工場跡2http://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=322017-01-10T19:01:07+09:002017-01-22T09:31:21Z2017-01-10T10:01:07Zインド西ベンガル州カトワ市近郊のGowai 村にある藍工場(Nil-kuthi)の沈殿藍槽の跡。イギリス統治時代ベンガルでは1866年頃までインド藍の栽培が行われていました。収穫したインド藍(キアイ)を、この右側の層に入れ、数十時間発酵させた後、藍の色素が溶け出た水を左の層...y.nishiokaインドの工房
インド西ベンガル州カトワ市近郊のGowai 村にある藍工場(Nil-kuthi)の沈殿藍槽の跡。
イギリス統治時代ベンガルでは1866年頃までインド藍の栽培が行われていました。
収穫したインド藍(キアイ)を、この右側の層に入れ、数十時間発酵させた後、藍の色素が溶け出た水を左の層に流し入れていました。右の槽の底部には藍の溶出液を流し出す穴があります。左の槽で消石灰を加え撹拌し、酸化させて不溶性の沈殿藍にしたと思われます。上澄み液を捨てた後、沈殿藍を乾燥させてケーキ状にしました。この藍ケーキは東インド会社の主要な品目の一つとしてベンガル湾からイギリスへ運び、ヨーロッパ各地に供給していました。
周辺住民は、この槽のレンガをバラして盗もうとしましたが、あまりに頑丈に作られているので
これ以上壊すことができず、この状態で残っているそうです。歴史的建造物として保存されることもなく、今では表の壁は燃料にされる牛糞を乾かす格好の場となっています。(一つ上の写真)
]]>葉っぱの毛虫http://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=312017-01-03T19:42:19+09:002017-01-03T14:19:31Z2017-01-03T10:42:19Z変な毛虫がいた。アカシアの葉に似た綺麗な奴を見つけました。あまりによくできているので、怖くて触れませんでした。y.nishiokaインドの工房
変な毛虫がいた。アカシアの葉に似た
綺麗な奴を見つけました。あまりによくできているので、怖くて触れませんでした。]]>インド藍http://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=302017-01-02T09:20:10+09:002017-01-10T15:52:02Z2017-01-02T00:20:10Z地味ですが可愛いインド藍の花です。池を渡る優しい風に、かすかに揺れる姿が愛らしく我々にとっては頼もしい存在です。y.nishiokaインドの工房
地味ですが可愛いインド藍の花です。
池を渡る優しい風に、かすかに揺れる姿が愛らしく我々にとっては頼もしい存在です。]]>藍の収穫http://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=292017-01-01T19:19:06+09:002017-01-10T15:53:48Z2017-01-01T10:19:06Z今朝インド藍の収穫をしました。10年前に、お客様からいただいた少しの種を蒔き、収穫してはまた蒔いて、今では畑いっぱいになりました。今回の株は昨年の夏に蒔いたものです。y.nishiokaインドの工房
今朝インド藍の収穫をしました。
10年前に、お客様からいただいた少しの種を蒔き、収穫してはまた蒔いて、今では畑いっぱいになりました。
今回の株は昨年の夏に蒔いたものです。]]>上野公園入り口の大寒桜http://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=282016-02-21T21:58:46+09:002016-02-21T13:57:54Z2016-02-21T12:58:46Zこの桜は上野公園の入り口にいち早く咲く大寒桜です。左右一対の木で、毎年あふれるように咲きます。今ちょうど三分咲き、最も美しい時です。花もひときわ大く、色も濃い。桜が待ち遠しいこの時期に、"もうすぐですよ"と言わんばかりにその美しさを見せてくれる。あと一ヶ...y.nishiokaインドの工房
この桜は上野公園の入り口にいち早く咲く大寒桜です。左右一対の木で、毎年あふれるように咲きます。今ちょうど三分咲き、最も美しい時です。花もひときわ大く、色も濃い。桜が待ち遠しいこの時期に、"もうすぐですよ"と言わんばかりにその美しさを見せてくれる。
あと一ヶ月少しすると、本格的にソメイヨシノの並木がこの山で大騒ぎします。]]>絣展http://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=272016-02-02T16:18:51+09:002016-02-09T06:07:42Z2016-02-02T07:18:51Z2016年 早春"絣展" アナンダ工房神田須田町 2月17日(水)〜27日(土) (日・月休み) 11:30〜18:00 アナンダ工房 上野桜木 2/21(日)・28(日) 両日曜日営業11:00〜18:00少しづつ夜明けが早くなってきました。桜の枝先の小さな芽も赤く色付き、並木は心なしか紫がか...y.nishiokaインドの工房
2016年 早春"絣展"
アナンダ工房神田須田町
2月17日(水)〜27日(土) (日・月休み) 11:30〜18:00
アナンダ工房 上野桜木
2/21(日)・28(日) 両日曜日営業
11:00〜18:00
少しづつ夜明けが早くなってきました。桜の枝先の小さな芽も赤く色付き、
並木は心なしか紫がかって見えます。
アナンダ工房の年の初めは絣展から。几帳面なポラーシュさんが織った絣や、
オリッサ州サンバルプルの伝統の絣など、この冬制作した新作のワンピース、
ジャケット、コート、スカート等、早春の軽やかな作品を展示します。
散歩がてらお気軽にお出かけくださいませ。由利子
]]>アヒルのコルミロタhttp://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=262016-01-29T12:18:39+09:002016-01-29T08:14:07Z2016-01-29T03:18:39Z後ろのアヒルは6年前に私が買ったコルミロタです。家畜の市場で足を縛られ、衰弱して、もう覚悟はできているのか、目の白い幕を下ろしかけていました。友人のロシータが、アヒルを買おうと言うので、その時彼女は飛び切り元気な奴を、私はどうせ買うのならとグッタリとし...y.nishiokaインドの工房
後ろのアヒルは6年前に私が買ったコルミロタです。家畜の市場で足を縛られ、衰弱して、もう覚悟はできているのか、目の白い幕を下ろしかけていました。友人のロシータが、アヒルを買おうと言うので、その時彼女は飛び切り元気な奴を、私はどうせ買うのならとグッタリとした奴を求めました。後で食べちゃうにせよ、ともかく直ぐにでも足の綱を解いてあげたかったのです。
家に持ち帰りるとシャントナは、アヒルの買い方を良く知っていて、(このインドのアヒルの飼い方にはとても感心しました。)慣れたやり方でアヒルを手なずけました。ともかく、コルミロタは初め水に浮かぶこともできず沈みかけたりするものの、何とか少しずつ元気になって、一緒に買った元気な奴や、近所のアヒル仲間と共に楽しく暮らせる様になりました。昼は列をなして池の小魚や藻を食べて遊んで、夜は小屋で卵を産みました。家畜といえども人権ならぬ、アヒルの生活を保って日々楽しそうです。
皮肉にも3年前にに一緒に買った元気な奴は病気で死に、コルミロタはこの様に今でも元気に日々を送っています。由利子]]>沙羅双樹の森http://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=252016-01-28T17:48:28+09:002016-02-09T13:05:06Z2016-01-28T08:48:28Z森のどうぶつたち:アナンダ工房モスリン200カウント(綿)にカンタ手刺繍工房から少し離れたところに沙羅双樹の森があり、そこには山繭やハヌマーン猿、ジャッカル、ベンガルヤマネコ、蛇が住んでいるでいます。かつてはベンガル虎もいて、森の中の住人は矢や鉄砲を持ってい...y.nishiokaインドの工房
森のどうぶつたち:アナンダ工房モスリン200カウント(綿)にカンタ手刺繍
工房から少し離れたところに沙羅双樹の森があり、そこには山繭やハヌマーン猿、ジャッカル、ベンガルヤマネコ、蛇が住んでいるでいます。かつてはベンガル虎もいて、森の中の住人は矢や鉄砲を持っていないと住めなかったそうです。
沙羅双樹の森は木漏れ日のさす明るい森で、沙羅双樹以外の木は少ないのです。地面は白っぽい明るいオーカー色で乾いています。こんな森の樹の下で横たわったとしても、葉の隙間から青空が見えて悲壮感も、孤独感もありません。仏様は沙羅双樹の下で涅槃に入られたといいますが、こんな森の中だったのなら、樹を選ばずとも何処に横たわっても沙羅双樹の樹の下だったのでしょう。春、花の咲く頃に来て見たいものです。]]>子牛の誕生http://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=242016-01-23T23:16:26+09:002016-02-21T14:21:07Z2016-01-23T14:16:26Z夜半にいつも静かな牛小屋から、雌牛の大きな鳴き声が何回も響きました。産まれたかなと思って行ってみると、すでにヘタリと子牛が横たわり、母牛がしきりに子牛をなめ回していました。母親はなめながら興奮した様子で鼻息が荒く、小さな小屋で大きな仕事をやり終えた事が...y.nishiokaインドの工房
夜半にいつも静かな牛小屋から、雌牛の大きな鳴き声が何回も響きました。産まれたかなと思って行ってみると、すでにヘタリと子牛が横たわり、母牛がしきりに子牛をなめ回していました。母親はなめながら興奮した様子で鼻息が荒く、小さな小屋で大きな仕事をやり終えた事が伺えました。産まれて一時間もしないうちに子牛は立ち上がり、ビポドにうながされて初乳を飲みました。この乳を飲む事が子牛と母牛にとって、とても大切な事なのだそうです。飲んだ後、子牛の舌がチョロっと出しっぱなしになっているのも可愛いらしい。未だ自覚がおぼろげな感じがします。一体どうこの子牛が、この雌牛の腹の中に入っていたのでしょう。私たちの目前で母親に息を吹き込まれたかの様です。この世に出て間もないのに驚くほど大きく立派な雌牛です。ひとしきりなめられた後は、体全体が輝く様に美しくなりました。由利子
]]>食虫植物クルマバモウセンゴケ インドの短い冬に生きるhttp://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=232016-01-22T22:43:49+09:002016-01-22T18:02:53Z2016-01-22T13:43:49Z工房の近くの荒地に、どんなに暑く乾いたときでも水の枯れないジョルナダンガ(台地の泉)という場所がある。そこで見つけたクルマバモウセンゴケ。葉の繊毛の先にキラキラ光るつゆをつけている。モウセンゴケの仲間は多年草が多いが、これは一年草。インドの短い冬の間だけ...y.nishiokaインドの工房
工房の近くの荒地に、どんなに暑く乾いたときでも水の枯れないジョルナダンガ(台地の泉)という場所がある。そこで見つけたクルマバモウセンゴケ。葉の繊毛の先にキラキラ光るつゆをつけている。モウセンゴケの仲間は多年草が多いが、これは一年草。インドの短い冬の間だけで一生を終えるこの小さな食虫植物は、葉が丸く、見るからに愛くるしい。西岡直樹]]>アダンの雄花は香り抜群http://ananda-kobo.jugem.jp/?eid=222016-01-20T23:49:27+09:002016-01-23T01:11:57Z2016-01-20T14:49:27Z刺し子のオーダーをした帰り道。道端に生えていたのをみつけた。葉を一枚取ろうとしたら、縁に生えている曲がったトゲに刺されてしまった。アダンの雄花は甘くやるせない香りがする。ヒンディー語でケワダ、ベンガル語でケオラと呼ばれ、雄花から作ったそういう名前の香水...y.nishiokaインドの工房
刺し子のオーダーをした帰り道。道端に生えていたのをみつけた。葉を一枚取ろうとしたら、縁に生えている曲がったトゲに刺されてしまった。アダンの雄花は甘くやるせない香りがする。ヒンディー語でケワダ、ベンガル語でケオラと呼ばれ、雄花から作ったそういう名前の香水がヒンドゥー教の儀式の道具や材料を扱う店で売られているという。さっそく買いに行った。西岡直樹]]>